キリストの基礎知識コース

 

このコースを始めようと思ったいきさつは、文の末尾に記載しておきます。同意・共感してくださる方はシェアをお願いします。

このコースの目的

●キリストを知り、信じ、呼び求めて、キリストが恵み深くしてくださるため。
●キリストがあなたを解放し、自由にし、喜びで満たしてくださるため。
●キリストがあなたに用意しておられる人生を、自分のものとすることができるため。
●自分の所属している地域教会で他の兄弟姉妹に仕えるため、整えられるため。

神の国があなたを通して広がりますように。

対象となる方

●まだ信じていないけれど、キリストについて知りたい方
●キリストを信じてまもない方
●聖書の基礎知識を今さら聞けないと思っている方
●このテキストを学んで、自分が周りの人に教えようと思う方

コースの期間(第7期)

●2024年2月24日(土)~6月22日(土)

毎週土曜日 夜21:00~22:00(60分)

本編全16回

※ 2月24日 (土)は事前オリエンテーションです。

※ 5月4(土)はお休みです。

事前オリエンテーション

●「Google Meet」接続確認を兼ねて、下記日程で事前オリエンテーションを行います。

2月24日 (土) 夜21:00~21:30

上記日程までにGoogle Meetを準備されることをお勧めします。

参加費&テキスト

●テキスト代、その送料、受講、すべて無料です。テキストをご自宅宛て郵送します。

●使用するテキスト:「新しい始まり」

受講方法

●オンライン会議ツール「Google Meet」を使用します。パソコン・スマートフォン・タブレットからどなたでも無料で受講できます。
※Gmailアドレスが必要となります。(お持ちでない場合は無料で取得できます。)
Gmailアドレス新規取得はこちらから
https://accounts.google.com/SignUp

お申込み・お問い合わせについて

●下記問い合わせフォームからお申込みください。

お問い合わせ・申込フォーム

①フォーム内の「お問い合わせ」から「受講申込:キリストの基礎知識コース」を選択してください。
 テキストがスムーズに届くようにご住所は正確に記載願います。
②本件のお問い合わせについては、上記フォーム内の「お問い合わせ」から「問い合わせ:キリストの基礎知識コース」を選択してください。
 ※海外からお申込みされる方は、②からご連絡ください。

●第7期 申込み締め切り 2024年2月18日 (日)

お申し込み後

●Google Meetの詳しい接続方法を、メールでご連絡します。
●テキストは、ご自宅宛てに郵送します。

 

このコースを始めようと思ったいきさつ

 

(長文ですが、お読みくだされば、神がしてくださった不思議と恵み深さを、きっと知ることができます。あなたにも神ご自身が恵み深くしてくださいますように祈ります。)

 

新しい始まり《キリストの基礎知識》学びの勧め

「なぜ、このテキストを学ぶことを励ますのか?」 について読者の皆さんと分かち合わせてください。

 

私は、愚かで罪深い歩みをしていた20代後半、神の大きなあわれみによって、不思議な体験とともに悔い改めに導かれ、これまた不思議な体験とともに、主イエスから聖霊のバプテスマを受けました。これは素晴らしい体験でした。聖霊の喜びに満ち溢れる時間が過ぎていきました。その後、聖書は読まずに、あるクリスチャンに勧められたクリスチャンの心理学者が書いた本を読んでいました。

 

しかし、数ヶ月も経たないうちに罪を犯し、それから心理状態は急降下の一途を辿りました。憂鬱な思いが心を支配し、言葉では言い尽くせないほど重たいものに押し潰されそうになっていました。挙句の果てに自殺未遂へと足を進めるのですが、まさにその崖っぷちで「わたしにチャンスを与えなさい。」という小さな声を聞いたのです。神が語りかけてくださったのです。

 

そこで神に近づくために、以前バックパック旅行でお世話になったテゼ・コミュニティのブラザー・トマスに連絡すると、すぐに来るようにと言ってくださいました。さらに、テゼ・コミュニティの創立者ブラザー・ロジェが、彼にとって貴重なものを犠牲にしてまでも、どこの馬の骨かわからないこの私に手を差し伸べてくれたのです。それから30日間、テゼコミュニティという静かなところで、朝から晩まで泣きながら祈り、神に立ち返るように導かれました。すると、聖霊による喜びが戻ってきたのです。そして、「本物の教会と牧仕とクリスチャンの兄弟姉妹を与えてください!」と、神に願い求めてから帰宅しました。

 

それから数年後に、東京で、ジーザス・ムーブメントの指導者、チャック・スミス牧仕に会う機会が与えられました。彼が、聖書、神のことばを分かち合っているときに、私は聖霊に触れられ、それからの一週間は、そのことを思い出す度にむせび泣く状態が続きました。神のことばについてとても強く印象づけられた私は、彼の教会に集いながら学びたいという強い思いが与えられました。その強い思いに従って3年間、彼が牧会していた教会カルバリーチャペル・コスタメサで聖書を学びました。彼の教会のスクール・オブ・ミニストリーに入学し、案内係の奉仕に参加させていただき、また、オフィスにかかってくる電話で聖書カウンセリングをする機会が与えられ、会衆のために祈る働きまで与えられました。

 

この3年間で、「聖書こそが、クリスチャンの成長に欠かせないもの!」という基礎的な理解が与えられました。これこそが、私が聖霊のバプテスマを受けた後に必要なものだったことを遅まきながら理解し、キリストの基礎的な知識の学びは、特にクリスチャンになったばかりの人には欠かすことのできないものだ、と強く思うようになりました。

 

このアメリカ滞在のうち最初の2年間、小さな日本人キリスト教会を牧会する機会も並行して与えられました。そして、帰国してからの4年間半、単立キリスト教会の副牧仕として奉仕をする機会が与えられました。そこを辞めて1999年4月4日に現在地、東京国分寺で開拓してから、チャック牧仕に手紙を書いてカルバリー・チャペルに加えて(提携させて)いただきました。その後、チャック牧仕には、個人的にも愛を持って良くしていただきました。

 

長年にわたる働きの中で、洗礼を受けた人たちが、キリストから離れていくという大問題を体験するようになりました。ますます新しく信じた人たち、信じてから時間が経っていても聖書の基礎知識を知らない人たちを覚えて、どうすればいいか考え祈るようになりました。

 

神がチャック・スミス牧仕を通して始まったカルバリーチャペルの牧仕カンファレンスに毎年2度ほど出席する機会が与えられたのですが、あるカンファレンスでのこと、ブルックリン・タバナクル教会のジム・シンバラ牧仕のビデオを観る機会が与えられました。カルバリーの牧仕カンファレンスで他の教会の牧仕のビデオを視聴したのは、後にも先にもあの時だけです。そのことに不思議を覚えました。そこから、さらに導きがあるとはそのときはまったく知るよしもありませんでした。

 

シンバラ牧仕のメッセージはシンプルですが、聖霊による力がありました。それから数年後、ニューヨークの貿易センタービルへのテロ行為から3ヶ月半後の2002年1月にブルックリン・タバナクルに行く機会が与えられました。「一週間ほど、そちらで学ぶ許可をいただけますか?」というメールを送ると先方から「わかりました。来なさい。」というゴーザインが与えられたので、妻と2人で色々な集会に出席することができました。オフィスに電話すると、カルロ・ビークスターフ副牧仕が私たち夫婦を招いてくださり、ジム・シンバラ牧仕の本を3冊プレゼントしてくださいました。そして3人で一緒に祈る機会まで与えられました。

 

不思議なことに、それから16年後の2018年に、ブルックリン・タバナクル主催の牧仕のためのカンファレンス「リフォーカス」に参加する機会が与えられました。そのカンファレンスで、ブルックリン・タバナクルから信仰で踏み出してハーレムで教会を開拓したルイス牧仕と知り合い仲良くなりました。

 

その頃、私は新しくキリストを信じた人たちのための学びについて、いろいろなテキストを探していました。そんなある日、何年も前に読んだことのある「信仰の目をあげて」(ジム・シンバラ牧仕著)に目を通しているとアマリアという女性の赤裸々な証しに目が留まりました。彼女は、汚らわしい罪まみれの壮絶な人生を歩んできました。しかし、彼女が神を求めると、神がその彼女を一瞬にして聖めてくださり、彼女は救われたのです。「月曜の夜自宅で開いている弟子訓練会に彼女を招きました。…彼女の生き方が次第に変わって行くのを目の当たりにしました。顔つきが変わり、目が輝いて、服装も変わりました。罪にまみれた生活をしていたころの彼女とは打って変わって、神を知る敬虔な若い女性の雰囲気を漂わせるようになりました。」(「信仰の目を上げて」P48~P49)この箇所は、前出のカルロ・ビークスターフ副牧仕とイングリッド夫人が書いたものですが、私は、ここを読んで心惹かれるものを感じました。

 

私はアマリアとは対照的に、聖霊を受けた後に聖書を読んでキリストの知識を吸収することがありませんでした。しかし彼女は、私に欠けていたものを聖霊によって聖められた直後に受けることができたのです。そうです、神のことばによって養われたのです。キリストの基礎的な知識を知ることによって、新しい歩みに方向性を見出したのです。神のことばが乏しければ、どのように新しく歩んだらよいかもわかりません。彼女が羨ましく思えました。一方で、ますます、救われたばかりの人たちや、救われてから時間が経っていても、キリストの基礎的な知識がない人のことを覚えて心が動くようになりました。

 

生き方が変わったアマリアが、どんな学びをビークスターフ牧仕から受けたのか知りたくなったので、ブルックリン・タバナックルの牧仕カンファレンスで仲良くなったルイス牧仕に「ビークスターフ牧仕は、自宅での弟子訓練会で、どんなテキストを使用していたのですか?」とメールで尋ねると、なんとイングリッド夫人を紹介してくれました。ご主人のカルロ・ビークスターフ副牧仕はすでに天に召されておられ、その当時をよく知るイングリッド夫人が、その当時使用していたテキストをメールで添付して送ってくださいました。

 

話は長くなりましたが、それが、今回のテキスト「新しい始まり」なのです。彼女には、和訳が完成したときにメールに添付して送りました。

 

すると彼女から「おはようございます。ありがとう、主イエスが、あなたのクラスに参加する一人ひとりのクリスチャンの内にしっかりとした基礎を築いてくださいますように!」という祈りの返事をいただきました。

 

イングリッド夫人の祈りこそが、私の祈りでもあります。主イエスが、この「キリストの基礎知識コース」に参加する方々を助けてくださり、キリストの大きな愛と、優れて豊かな恵みを知って理解し、多くの実を結び、キリストの弟子となり、栄光が父なる神に帰りますように。

 

 

主イエスの恵みと平安がありますように

ジーザス・コミュニティ牧仕
桜井 知主夫